自分なんて無価値だと思っていた私〜合わない環境でメンタルを壊した体験談〜

体験談

はじめに

「自分なんて、価値がない。」
「私には存在価値がない。」

消えてしまった方がマシ。
そんな風に本気で思っていた時期が、私の人生にありました。

自己肯定感が元々低い人間だった私は、20代、社会に出た頃からその思いに何度も飲み込まれました。
自虐のようですが、
「社会不適合人間だから・・・」と本気で思っていました。

今思うと、合わない環境、社会に身を置いて耐えることが、
社会に適応していることなのか、少し疑問に感じるようになりました。

これは私にとって重い話ですが、
同じように苦しんでいる誰かが、「自分のせいじゃないんだ」と、
一歩踏み出すきっかけになればと思い体験を書いていくことにしました。

20代の私

新卒の頃、私はやりたいことが見つからずにいました。

正直にいうと、見つからないというより、
本当にやってみたいことはあったが、お金や、環境、スキルを言い訳にいったん諦めました。

周りがキラキラと夢を語っている中で、自分だけが取り残されたような気持ちでした。
だから「大手企業に入れば安定するし、何とかなるだろう」と考えて就職活動をしました。

幸い、業界の中でも大きめの会社に入社することになりました。

入社してみると、思っていたよりしんどくない。
新入社員の私は思っていました。

ですが、1年程経ち、「私この会社でなんの役に立っているんだろう」と思うようになりました。

課長は体調不良でほとんどの期間不在、
私はほとんどの時間を暇に過ごし、大した仕事もない、
気が付けば同期は仕事をバリバリとこなしていました。

仕事といえば、先輩の仕事のお手伝いくらい。
人間関係は良好でしたが、日に日に辛くなっていきました。

成果を上げても喜びを感じられず、毎日ただ時間だけが過ぎていく。
次第に「私は何のために生きているんだろう」「自分はここにいても意味がない」と、無価値感が強くなっていきました。

上長も不在、後輩もいない、
転職するしかないなと思い、転職へと至りました。

いくつもの会社で続かなかった理由

その後無事に転職。
でもその会社でも長続きせず、結果、3年以上続いた仕事はありません。

体調を崩したり、人間関係が上手くいかなかったり・・・
理由はいろいろありましたが、根本には「この仕事は自分に合っていない」という感覚がありました。

適性がない環境に無理に身を置くと、どんどん自分がすり減っていく。
それが分かっていながらも、完璧主義で仕事は手を抜くことができず、
一人で抱え込んでしまい、結果、メンタル不調を引き起こしました。

店長時代

特にきつかったのが、直近で務めていた小売店の責任者です。
いわゆる店長というお仕事ですが、思っていたのと違う・・・を身をもって経験しました。

「経営やマネジメントを学んでみたい」という気持ちで挑戦した仕事でした。
しかし実際の業務は想像と全く違いました。

  • 毎日発生するシフトの穴埋め
  • 価値観が合わない従業員への対応
  • 本部と現場の違い、軋轢
  • うわべだけの仕事
  • 評価第一の仕事

気がつけば、完璧主義が仇となり、常に「自分はダメだ」という思いが頭を支配していました。

朝起きた瞬間から胃が痛く、夜は眠れず、「自分なんてこの世から消えてしまいたい」と本気で考えるようになりました。
普通に会話をするのもつらく、些細なミスで自分を責め続けました。

今思うと、20代のような若くして、店長という仕事を経験するべきではなかったと思います。

無価値感の原因は「環境のミスマッチ」

今振り返ると、体調を壊した原因は一つではありません。

  • 元々完璧主義でプライドが高い性格
  • 自分と価値観が合わない環境
  • 適性がない仕事を無理に続けていたこと

これらが重なって、悪循環を生み出していました。
特に「合わない場所に適応しようと必死になりすぎた」ことが、一番の敗因だったと思います。

今はメンタルの立て直しの真っ最中

一度メンタルを深く壊してしまうと、完全に元通りには戻らないことを痛感しています。
心は弱く、もろくなり、また壊れるのが怖くなる。

そんな状態が続いています。それでも今、私は正社員ではない働き方を選びました。

無理に大きな環境に身を置かず、自分のペースでできる仕事や役割を探しています。

まだ完全に自信を取り戻したわけではありませんが、少しずつ「自分らしさ」を感じられる瞬間が増えてきました。

最後に

自分を無価値だと思う気持ちは、本当に苦しいです。

でもそれは「あなたがダメだから」ではなく、「今いる場所や環境が合っていないだけ」かもしれません。

大手とか、年収、そんなことを誰かと比べて優れていなくてもいいと今では思います。

まだ道の途中ですが、この経験が同じように苦しんでいる誰かの光になれば嬉しいです。
あなたは、無価値なんかじゃなく、ただ、合う場所をまだ見つけていないだけかもしれない。

そう信じて、少しずつ自分に優しくしていきましょう。

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