はじめに
会議の予定が入った瞬間、少し気持ちが重くなる。
会議の日は、朝から胸がざわざわしている。
「何か発言を求められたらどうしよう・・・」
「うまく話せなかったらどう思われるだろう・・・」
そんなふうに感じたことはありませんか?
「何か言わなきゃ」と思う程、頭が真っ白になっていくあの時間。
そして、会議終わったときには、一日分のエネルギーを使い切ってしまっていました。
「なんで上手く説明できなかったんだろう」
「あの時、何と言えばよかったのか」
と、一人で反省会を始めてしまっていました。
特にHSP気質のある人にとっては、会議はとてもエネルギーを使う時間です。
でも、それはあなたが能力不足だからではありません。
まずは、なぜしんどく感じるのかを知ることから始めましょう。
HSPとは

HSP(Highly Sensitive Person)とは、生まれつき刺激に敏感で、深く物事を処理する気質を持つ人のこと。
こうした特徴は、決して弱さではなく「気質」です。
仕事ができないと悩んでいる場合、それはHSPの特徴とあっていない環境である場合があります。
刺激の多い会議の場では、その繊細さが疲れにつながりやすいのです。
HSPの人はなぜ会議が苦手?

では、なぜHSPの人は、会議に対して苦手意識があるのか、
まとめてみました。
私自身も、会議に慣れるには1年くらいかかりました。
他者の気持ちを読みすぎる
「今の発言、誰かを傷つけなかったかな」
「上司はどう思っただろう?」
「周りはどう考えているんだろう」
HSPの人は無意識に、場の空気や他人の感情を読み取ろうとします。
周りの人の気持ち、感情に敏感なため、
言いたいことを言えなかったり、本当は同意できないのに、同意してしまう、ということもあります。
会議中ずっとアンテナを張っている状態なので、終わったあとにどっと疲れてしまうのです。
人が多く、緊張してしまう
会議は情報量も刺激も多い場所。
特にHSPの人は「深く考えてから話す」傾向があるため、
即答を求められると強い緊張を感じます。
また、周囲に気を遣うだけでなく、
人前で話すことが苦手な人にとっては、かなり精神的負担を感じやすいのではないでしょうか。
私の経験談
私自身も、人前で話すのがとても苦手です。
会議で突然「〇〇さんはどう思いますか?」と聞かれると、頭が真っ白になってしまうこともありました。
本当は考えがあるのに、周りが違う意見だから、言いづらいな・・・と感じ、
うまく言葉にできず後悔することもありました。
プレゼンの日の朝はお腹が痛くなるほど朝から気が重かったです。
会議が終わったあとも、「あの言い方でよかったのかな」と何度も反省会をしていました。
でも今は、「苦手なのは気質のせい」と理解できるようになり、少しラクになりました。
HSPさんが会議でラクになる対処法

事前準備をしておく
会議にはギリギリ行くのではなく、
事前に準備をしておくというのは、非常にいい対処法となりました。
事前準備としては、以下のようなことをしていました。
- 誰がくるのか
- アジェンダは何か
- どんな自分の意見があるのか
- 何か話しておくことはないか
事前に議題を把握しておくだけで、心の余裕は大きく変わります。
その事前準備をもとに、内容を紙に書きだしたり、
メモとしておいておくだけでかなり安心材料となります。
・自分の担当箇所を整理する
・意見を2~3個メモしておく
・質問されそうな点を予測する
「準備がある」という安心感は、HSPにとって大きな支えになります。
会議前に軽く挨拶しておく
会議が始まる前に、
「今日はよろしくお願いします」
「お時間ありがとうございます」
と一言伝えておくだけでもOK。
そこまで身構えない関係性の会議、軽いミーティングだとしても、
すこし始まる前に話しておくことで、緊張をほぐすこともできます。
最初に声を出しておくことで、発言のハードルがぐっと下がりますよね。
相槌だけでもはっきりと
必ずしも長く話す必要はありません。
これだけでも立派な参加です。
無理に完璧な意見を言おうとしなくて大丈夫。
たまに、意見を言った後に、場の反応がなくて、
気になってしまうことはありませんか?
あなただけではなく、周りの人たちも感じているかもしれません。
相槌があったり、聞いているよ、と分かるだけでも安心しますよね。
それを逆にあなた自身も取り入れてみることをお勧めします。
オンライン会議は環境を整える
オンライン会議の場合は、環境が整っていないと余計に不安になります。
これも、事前準備にあたるかもしれません。
「環境の不安」を減らすことで、心の負担も軽くなります。
始まってから焦る、ということも少なくなるかもしれません。
いくつか意見を用意しておく

これもまた、事前準備とかぶるかもしれませんが・・・
「何か言わなきゃ」と思うと緊張が強くなります。
最初から、
をそれぞれ1つずつ用意しておくと安心です。
使わなくてもOK。
“用意している”という事実が支えになります。
分からないときは正直に
意見が浮かばないとき、無理にひねり出す必要はありません。
また、会議やミーティングでは完璧であることは求められてないことがほとんどです。
全員の認識を合わせたり、他に意見がないか?の確認という視点で見ると、
完璧である必要はないと言い聞かせることができました。
「一度整理させてください」
「確認してもいいですか?」
「○○さんと同じ意見でした」
そう言っても大丈夫。
誠実さは、ちゃんと伝わるはずです。
すべて完璧にやろうとしない
HSPの人は責任感が強く、「ちゃんとしなきゃ」と思いがち。
でも会議はチーム戦です。
あなた一人が完璧である必要はありません。
会議後のリカバリーをする
会議後に疲れるのは自然なことだと受け入れましょう。
回復時間を「予定」に入れておくのもおすすめです。
苦手があっても、それは個性

会議が得意な人もいれば、資料作りが得意な人もいます。
あなたは、
という強みを持っています。
苦手なことがあるからといって、価値が下がるわけではありません。
自分を責めなくていいのです。
まとめ
今回の記事では、HSPの人が会議を苦手に感じる理由や、私が実際にやっていた対処法をまとめてみました。
HSPの人が会議を苦手に感じるのは、
といった気質が関係しています。
でも、
こうした工夫で、少しずつラクになります。
その個性を大切にしながら、あなたなりのペースで向き合っていきましょう。



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