仕事を辞めたあと、ふとした瞬間に強い不安に襲われることありませんか?
朝起きて予定がないとき、平日の昼間、夜ひとりで考え込んでしまう時間・・・
時間があればあるほど考えすぎてしまうかもしれません。
「このままで大丈夫なんだろうか・・・」
「自分は何をしているんだろう・・・」
と、頭の中が不安でいっぱいになることもあるかもしれません。
無職になったからといって、急に怠け者になったわけでも、価値がなくなったわけでもありません。
それでも、社会とのつながりが一時的に途切れたような感覚や、将来が見えない怖さから、心が落ち着かなくなるのはとても自然なことです。
この記事では、無職になって不安が止まらないと感じている方に向けて、
その不安がなぜ生まれるのか、どう向き合えば少し楽になるのかを、お伝えしていきます。
無職になると不安が強くなるのは自然なこと

仕事をしているときは、良くも悪くも「毎日の役割」があります。
決まった時間に起き、決まった場所へ行き、やるべきことがありますよね。
無職になると、その枠組みが一気になくなります。
自由になったはずなのに、同時に「自分は何者なのか分からない」という不安が生まれやすくなります。
「元同僚は今日も働いているのに・・・」
「自分は働くことができない・・・」
「自分は無能なんだろうか・・・」
と、無職になったころの私はそう感じていました。
それでより一層情けなく感じる、という悪循環に陥っていました。
また、日本では「働いている=ちゃんとしている」「無職=何か問題がある」という価値観が根強くあります。
そのため、周囲の目や、過去に刷り込まれた考え方によって、自分を必要以上に責めてしまうこともあります。
不安になるのは、あなたが弱いからではありません。
環境が大きく変わったからです。
将来が見えない不安は、考えすぎなくていい
無職の期間は、どうしても将来のことを考えてしまいますよね。
お金のこと、再就職のこと、年齢のこと、周りと比べてしまう気持ち。
ですが、不安が強い状態で考えた将来は、ほとんどの場合、現実よりも厳しいものになりがちです。
そして、今あなたが想像しているほど、悲しい将来ではないことがほとんどです。
「このままずっと働けなかったらどうしよう・・・」
「もう戻れないかもしれない・・・」
そうした考えは、不安が作り出した想像であることも多いです。
本当はそんな悲劇な将来は待っていないにもかかわらず、自分を追い込み、より苦しんでしまう方もいるのではないでしょうか。
今は、先のことを完璧に決める必要はありません。
むしろ、無理に答えを出そうとすると、心がさらに疲れてしまいます。
まずは、今まで頑張ってきた自分自身をねぎらい、回復に努めてきましょう。
将来のことを考えるのは、それからでも遅くないはずです。
無職の時間は「止まっている時間」ではない

働くことを一度離れたあなたは、
何もしていないように感じるかもしれません。
ですが、無職の時間は「何もしていない時間」ではありません。
心や体を立て直している途中であり、これまで無理をしてきた分を回復させている時間です。
表からは見えにくいですが、内側ではちゃんと動いています。
すり減った心を休め、二度と同じ場所に戻らないように、準備する期間でもあります。
むしろ、今まで頑張ってきた自分自身をほめてあげてください。
これまでできなかった趣味や、やりたかったことを始めてみるのもいいかもしれません。
よく寝て、3食きちんと食べて、良く休む。
そして気が向いたら、お出かけしたり、本を読んだり、買い物に行ったり。
そんな1日を過ごしたっていいのです。
働き続けることが正解だったわけではありません。
辞めたからこそ、これ以上壊れずに済んだ部分もあるはずです。
そんなよかった点に一度目を向けていきましょう。
無職の不安が強いときの過ごし方
不安な気持ちを完全になくすことは難しいですが、少し和らげることはできます。
まず大切なのは、
「今は回復期間だ」
と自分に言ってあげることです。
何か成果を出さなくてもいい、進んでいなくてもいい。
今日は今日を生きるだけで十分なんです。
私が意識していたことは・・・こんな感じです。
もしも、何もやることが見つからない、何をしたらいいか考えても分からない、という方は、
こんなことでもいいのではないかと思います。
周りと比べてしまうときに思い出してほしいこと
SNSを見たり、友達、家族等周囲の話を聞くと、
「みんな働いている」
「前に進んでいる」ように見えることがあります。
ですが、それはその人の単なる一部ではないのです。
表に出ている部分は華やかでも、見えない部分は誰にも分りません。
比べることで苦しくなるなら、距離を取っていいのです。
今は自分の心を守ることを優先して大丈夫です。
私は、SNSを見ないようにしていた時期もあります。
見るのは「推し」だけ・・・というのでもいいと思います。
焦らなくていい理由

無職の期間があること自体が、あなたの人生を否定するものではありません。
むしろ、自分を守るために必要な時間だった可能性もあります。
回復後はどんなお仕事をしたいのか、どんな生活を送ってみたいのか、考える時間をたっぷりとり、将来への準備期間だと考えてみましょう。
例えば、
・営業職で日々のノルマ、お客様対応に疲れてしまっている場合は、
次は落ち着いた空間で自分のペースで働くことができる事務職に就くことも候補の一つだと思います。
・接客業に疲れてしまった方は、接客で磨いたスキルで営業職、別業界の接客業、人とかかわりの少ない職場も候補だと思います。
これはほんの一部にしかなりませんが、
どうして疲れてしまったのか?
次どんな職場なら働けるか?
回復後に余裕が出てきたら、ゆっくりと考えてみましょう。
焦って動いた結果、また同じ苦しさに戻ってしまうこともあります。
立ち止まることは、後退ではありません。
まとめ

無職になって不安が止まらないのは、とても自然な反応です。
将来が見えないときほど、心は不安を大きく感じてしまいます。
今は「何者でもない時間」ではなく、
立て直している途中の時間です。
今回は、無職になって不安が止まらない時の過ごし方についてお伝えしました。
本日のまとめです。
よく休み、心身を回復させる。
そんな無職の期間を過ごせるよう、参考にしていただければ幸いです。


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